2012年11月24日

ホップアップについて考えてみた(1)

最近仕事が忙しく、サバゲ行けないばかりか鉄砲弄りもままならない程。
ブログの更新するにもネタがないので・・・・妄想ふくらまして書きためてた内容でもアップしてみますかねえ。

俺個人の主観や記憶に頼った内容になりますので、間違っている事も有るかとは思います。
ご了承下さい(笑)




えーと、ここ数年、サバゲでのエアガンの飛距離が伸びてるように感じます。

1Jレギュレーションが普及して、サバゲの主流が電動ガンになって、更には後に法律で規制されて・・・結構長い事、「1Jのエアガンで狙って当たるのは30mくらい」と、何となく思い込んでいたし、別に不都合も感じてはいませんでした。
・・・今でもノーマル電動ガンの飛距離や命中精度に不満や不都合を感じている訳ではありませんが・・・・より性能が上がるなら追求してみたい、と思うのが人情と言う物でしょう(笑)

流速チューンや長がけホップ等、より飛距離を伸ばすと言われるチューニングのレシピが紹介され、実行してゲームに持ち込む人が増え、結果交戦距離が長くなったり、フィールドの試射レンジも50m超えが必要になってくる、等の目に見える変化も現れて来ました。


自分でも試してみたり、実際にゲームで使ってみたりで効果を体感できるのですが、何故そうなるのかと言う理屈がイマイチ不明。
説明された内容を見てもオカルト的な物もあったりで納得できなかったんで、自分で理解するために文章にしてまとめて見ようかなー、と思い立った訳です。


とりあえず、おさらい的に昔話から・・・

マルイの電動ガンに可変ホップが搭載されて以来20年を経ている訳ですが、大きな変更もなく、元々完成度の高いシステムであったと言えます。

しかし、電動ガンには最初から搭載されてた訳ではありません。

ホップバレルは理論的にはかなり古くから存在しました。
電動ガン登場より遥かに古く、それどころか6mmBB弾での「サバイバルゲーム」誕生後割と早い時期には自作している人は居た様です。

にも関わらず、電動ガン発売当初から搭載されていなかったのは何故なのか?と言うと・・・

マルイ純正ホップ登場以前は、「ホップは当たらない」と言うのが割と常識だったから、と言うのも一因なんじゃないかなと。

ちょいと横道に逸れて、ホップバレルについての昔話なんぞ。

製品としてはモリオカのSS9用0.4ジュールシステムが最古です。

同社が特許を取得して独占した事で製品化を阻み、長い間競合商品が現れませんでした。
と言うか、ハイパワー全盛時代であった事、また完成度の高く無い製品であった事もあり、あまり流行らず追従しようとするメーカーも現れなかった、だけなのかもしれません。
(とは言え、この特許がなければ、あるいはもっと早く純正でホップ搭載するメーカーが出ていた可能性はありますね〜)


後に特許の件がクリアされ、より優れた性能のKM企画製SCS等の商品が発売され、広く普及していきます。

しかしモリオカ製品にくらべ格段に良くなったとは言え、多くは後付けカスタムパーツ故に、バレルの途中にホップパッキンと調整部を作らなければならず、結果「つまづきホップ」となり、命中精度が余り良くありませんでした。

何故つまづきホップが駄目なのか?

加速したBB弾がバレル途中のホップパッキンに衝突して回転をかける、と言う構造上、初速がばらつき、ホップ回転をかける保持位置も安定しない・・・回転の強さも方向も安定しない、故に命中精度が悪くなるのです。



「ホップは当たらない」そんな常識の中、突然、マルイ純正ホップが登場します。

近距離から遠距離まで、当時知られていた同社製品そのままの命中精度と、見たことが無いような綺麗な直線的弾道。

個人的にもその衝撃はとても大きく、この時点でやっと「もうホップ無しじゃ勝負にならないや」と認めて部品取り寄せた程でした(笑)


当時、ノンホップの電動ガンに既に高価な社外ホップバレルをつけていた人でさえ、純正部品に交換したりしましたし、各種有った社外カスタムホップアップバレルは市場から姿を消して行きます。

以降、各社長物は当然、ハンドガンにまでホップ搭載が当たり前のようになって行きますが、現在に至るまで、マルイ純正品に勝る物にはなかなかお目にかかれません。

ではその完成度の高い製品の、どこに改良の余地があるのか、より長距離を飛ばせるようになる理屈とは?


以降、次記事につづきます・・・多分。


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