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Posted by ミリタリーブログ at

2022年07月09日

3Dプリンターと、銃


3Dプリントによるエアソフトガン用カスタムパーツの企画、設計、販売をしております【pong!kozz】のポンコツ野郎です。





昨日、大変痛ましい事件があり、わが国の首相経験者にして現役の議員でもある安倍元首相が銃撃によりお亡くなりになりました。
ご本人もさぞ、無念であっただろうと思います。
謹んでお悔やみを申し上げます。

事件の背景や犯人の人物像ついては、現時点で何も言うべき事は無いと思うので一切触れませんが、自分にも影響がありそうな事について少しだけ書いておきたいと思います。

報道で見る限り、事件に使用された自作銃は一般的に入手可能な材料で作られている様ですが、この手の事件では短絡的に「3Dプリンターを使った密造銃では」と言う可能性が指摘されます。
今回も一部報道で見られた様です。

自分は3Dプリンターでエアガンのパーツ製造、販売をしている訳ですが、「あれって実銃も作れるんですよね?アブないんじゃない?」みたいな反応をたまにされます。

去年の前半にも、高校生が自宅で拳銃自殺?と言う痛ましい事件がありまして、その際にも詳細が不明な初期の段階から「八王子なら高校生が普通に拳銃を入手出来る」と言う偏見と共に、「3Dプリンターで製造したのではないか」と言う憶測が報道されておりました。

・・・・元、八王子住民として言わせて貰えば、「どっちもねーから!」とツッコミ入れたくなります。

後に、使用されたのが「アメリカ製の実銃」であるとの報道があり、入手経路も外交官だった亡くなった父親の遺品ではないか、と極めて特殊な事情が伺われ、3Dプリンターの嫌疑は晴れた訳なんですが、ネットで検索すると未だに過去の記事やまとめサイト等のタイトルで「3Dプリンターで銃を作った」疑惑がヒットするので、3Dプリントのネガキャンとしては効果絶大です。



で、何で「3Dプリンター=違法な銃製造」に結びつけられるのか、って言うと、3Dプリンターが普及し始めた極初期の頃からそう言う懸案は有った訳で、作れるかどうか、実際に作れた、撃った、暴発して怪我した、なんて記事を良く目にしました。
ですが、これらの記事の殆どは海外記事の転載で、国内でも実弾撃った動画公開して逮捕された人は居ましたが、極例外的なケースでした。

それらは製造こそは3Dプリンターですが、使用される弾薬については本物の「実包」であり、発射すれば「本物」の強力な殺傷能力がある武器になります。


日本においては本物の弾薬は厳しく管理されており、まず入手が困難です。


市販の弾薬を使わない場合、何かしらの火薬等を工夫して相応の弾を作って流用する訳ですが、ぶっちゃけそれが出来る知識と技術があるなら、3Dプリンターを使わなくても市販の材料と簡単な工具で「実銃」は作れます。
今回使用された自作銃は、正にそう言う物だと思います。

更に言うなら、金属加工するのに必要な旋盤やプライス盤といった汎用工作機械も、ホビー用途の小型の物は個人で購入可能ですが、それらが問題視されたり規制を検討されたりはしません。

海外の一般的に銃の所持が認められている国であれば消耗品として弾薬は普通に手に入りますが、犯罪防止や犯罪発生後の捜査への利用等の理由で、銃の流通や所持を登録、管理したり規制したりしているので、管理の及ばない密造銃が出回るのは都合が悪いのです。

また、政情不安定だったり、反政府活動が活発なら、反体制側が武器を調達しやすいのは大変都合が悪いでしょうから、問題視するのは判ります。
過去の歴史で見ても、反政府勢力を支援する海外の勢力が密かに武器を流通させたり、むしろ武器を流通させる事によって内乱や政情不安を引き起こしたり煽ったりと言った事例は沢山あります。

対して日本においては、銃やそれに類する物、その部品の製造や所持についてはかなり明確に規定、制限されていて、既存の法律で取り締まられています。
更に、弾薬の規制も厳しく、正規に銃の所持許可を持っていても自由に買える訳でもなく、保管や使用に関しても厳しく管理されているのが現状ですので、海外製の「実包」を使用出来るデータの銃を出力したとしても、弾薬の入手自体が難しい(しかも製造や所持も違法)です。

目新しい技術である3Dプリンターではありますが。いざ犯罪に使われる道具の調達方法としては従来の手法を差し置いて台頭するほど簡単な物ではないのです。




https://auctions.yahoo.co.jp/seller/trappman_k
ヤフオク trappman_kの出品一覧


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マルイグロック、ハイキャパ、HK45用等のの軽量ピストン他、主にガスブロハンドガンの内部パーツを作ってます。

https://trapp.militaryblog.jp/


試しに作ってみたYouTubeチャンネル♪

https://youtube.com/user/kouta1227b



  

Posted by こーた at 21:34Comments(0)

2022年07月06日

DMM3Dプリント 価格改定に伴いまして・・・・


3Dプリントによるエアソフトガン用カスタムパーツの企画、設計、販売をしております【pong!kozz】のポンコツ野郎です。



思い付きでマルイハイキャパ系と旧グロックのシリンダーバルブ/シリンダーバルブストッパーのセットをモデリングしてみました。
現行最新機種の同部品を参考に、シリンダーバルブ部分の無駄な空間を埋めつつ、ガスの流れが良くなるようにー、と考慮してみました。
試作を発注しましたので、試してみて良い結果が出れば販売していきたいなー、と思っております。

で、話題は表題の件となります・・・・

自分が3Dプリントを発注してるDMMさんが、先日プリント料金の改定を行いまして、概ね4割程度の値上げとなりました。
新規にエコノミータイプが設定されましたが、こちらを使っても従来価格より若干の値上げとなりますし、造形条件が厳しくなる事もあり切り替えが出来ない物も多い様です。

小幅な値上げは過去にも何度かありまして、出きる限り販売価格を据え置きにしてきましたが・・・・今回は流石に販売価格を見直さざるを得ません。

今後、新規発注分から随時値上げさせて頂きますので、従来価格でのお求めはお早めにお願い申し上げます。





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Posted by こーた at 09:50Comments(0)pong!kozz