2011年05月25日

A&Kドラグノフ

えー、実は先日SPFの定例ゲームにこっそり参加してまして。
A&Kドラグノフ

ま、そっちのレポートは既にキャプテンスミソンのほうのブログにもアップされてるので(笑)


で、そんとき、りょーた君のドラグノフが調子悪い、ってな事だったんで預かって修理しましたー。


A&Kドラグノフ


中華製A&Kのドラグノフ君。
SASラストゲームのときのフリマで購入したものです。
んー、格好いいいなあ♪

俺も買おうかなー、なんて思っているので、下調べを兼ねて修理を買って出た訳だったりします。

で、症状はってーと色々。
コッキング出来ない、セフティがかからない、ダブルフィードするなど等。
A&Kドラグノフでは割と良くある症状のようですね。

A&Kドラグノフ

まずは、セフティの修理。
セフティレバー裏側のい板がグラグラになってて、正常に機能してませんでした。
ネジ止めなんですが、ネジが馬鹿になってます。
仕方が無いので、フレームの反対側に大穴空けて、M4のタップつっこんでネジ切り直してやります。
セレクターとの間に、小さいOリング挟んで閉めこんでやり、回転止めにしました。
どうにか機能回復!!

さて、次はコッキング出来ない件。
ピストンを後退させた位置で、ピストン後端がシアにかかりません。
アルミピストンとダイキャスト製シア、前の持ち主が流速系チューンにしているために、かなり強力なバネ。
この組み合わせだと、シアのかかる部分が磨耗しやすいので、そのせいかなと思ってたのですが。

しばらくガチャガチャと作動チェックしてると、他にも理由がありました。

構造上、ピストンが後退した状態で後端の位置を決めるのがスプリングガイドとスプリングのみ。
クリアランスがあるので、上に2ミリぐらい逃げてしまうようです。

A&Kドラグノフ


なので、内径10ミリのアルミパイプを輪切りにしてカラーをつくってやりました。
ボルトリターンスプリングのガイドの根元にかぶせます。

A&Kドラグノフ

後退した状態で、こんなかんじです。


試しに何度かコッキングしてみると、まだ若干シアのかかりが浅いようで時々暴発してました。
やはりシアとピストンの磨耗のほうも対策しないと駄目みたい。

A&Kドラグノフ

写真だと判り辛いかもですが、シアの、ピストンの胴体に当たる部分を、ピストンのRに合わせて削り落としてます。
こうする事でシアがより深くピストンに食い込みます。

・・・・・・その分、トリガーは重くなっちゃいますが(笑)
ほんとは弱いバネでセッティングしたいんだけど、今回は自分のじゃないし♪

さて、最後はダブルフィードの対策~!!

これは簡単。
チャンバーの給弾口側から、4.5ミリのドリルでチャンバーの天井をちょっとだけサラってあげます。
A&Kドラグノフ

深く掘りすぎると、ノズルが押し込む時にひっかかる様になったり、弾に傷ついたりがあるので、程ほどに。

これで完成~、試射してみます。

強いバネ&200ミリくらいのバレルという流速仕様なんで、かなりの爆音ですが、なかなか撃ち応えはあって良いですねー。
弾道は、ちょっと暴れ気味だけどまずまず。
トラブルはとりあえず解消しました。、

まだまだホップパッキン近辺とかノズル長さとか詰める所がありますが、値段から想定してたよりは意外とマトモなエアガンです。
うーん、やっぱり」欲しくなっちゃった(笑)




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この記事へのコメント
そんなA&Kのドラグノフ君は捨ててしまいなさい、、、
Posted by coyote at 2011年05月26日 19:30
こーた様
こちらのドラグノフの元の持ち主でございます。
こちらはA&K製ではなく、今は無きAtoZ(KM)のものです。
廃貨とはいえ、難アリすぎの物で申し訳ないです。
ストックとハンドガードはプラ製をそれっぽく塗装してます。
ブログの方に色々と記録が残っているはずですので
宜しければ、ご参考までに。
Posted by at 2011年06月03日 23:43
乙さん、どうもです!
まめにチェックしてないんでコメント来てたのに気づかず申し訳ありません・・・。


確かに、後でいろいろ調べてたら、ホップチャンバーの作りとか少し違うなー、と思ってましたが、なるほどー、AtoZのドラグノフでしたか・・・・。
エアコキドラグノフの元祖的なやつなんですねー!

エアガンとしてのアレンジ、部品構成にも感心する点が多かったです。
確かに製品としての完成度はアレですが(笑)

優れた設計故に、後発メーカーに丸コピーされたんでしょうね。

シンプルな設計は個人的にも好みです。
現在、ヤフオクで日々物色中だったりします♪
Posted by こーたこーた at 2011年06月15日 17:16
 
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